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脳脊髄液減少症を知っていますか?むち打ち症とよく似ていますが、違います。

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おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。

今回の記事のテーマは、『脳脊髄液減少症とむち打ち症の違い』です。

皆さんは脳脊髄液減少症をご存じですか?

実は、この病気はむち打ち症と似ていると言われることがあります。

今回はこの病気とむち打ち症の違いをご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

 

脳脊髄液減少症とむち打ち症の症状と原因は似ており、医師の適切な判断が必要とされます。

脳脊髄液減少症は2001年頃日本の医師により発見され、2006年に脳神経外科学会にて初めて論文が発表された病気です。

何らかの理由で脳脊髄液が減少し、頭痛、腰痛、耳鳴り、めまいなどさまざまな症状が現れるものです。

特有の症状は起立性頭痛ということで、これがまたむち打ち症の特徴と重なるところですね。

 

脳脊髄液減少症には脱水などで髄液が減少するタイプと、硬膜に傷が入り髄液が漏出するタイプがあります。

この脳脊髄液漏出症は交通事故やスポーツ外傷など身体や頭に強い衝撃を受けることで発症しますので、原因もむち打ち症と同じですね。

 

雑誌で「慢性的なむち打ち症が治る」などという記事が話題になることがあります。

実はこのうち10%がむち打ち症ではなく脳脊髄液減少症の患者であることが明らかにされています。

似たような症状でも治療法が異なりますので、医師の適切な診断が早期治癒につながると言えるでしょう。

 

「脳脊髄液減少症ではどのような治療がされるのか?」

治療方法としてはまず最初に、臥床安静と水分補給を行う保存療法が行われます。

これは1日1.5~2Lの水分を摂取して、23時間平らになって安静することを2週間程度続ける治療法です。

これで効果がない場合は患者自身の血液を漏出している穴に注射し、固めて塞ぐブラッドパッチ治療が施されることになります。

 

「では、慢性的なむち打ち症を治すにはどこに行ったら良いか?」
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