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後遺障害診断書とは何か?

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後遺障害診断書とは、後遺障害等級認定を申請するときに必要な書類です。交通事故の治療を受けて、症状は完治するのが一番ですが、完治せずに症状が良くも悪くもならない状態になると、医師から「症状固定」という診断を受けることになります。この診断を受けて、残った後遺障害について診断結果を記載したものが、後遺障害診断書です。

記載される事項は、症状固定日、総通院(入院)期間、実通院日数、自覚症状、各部位の後遺障害の内容、障害内容の増悪、緩解の見通しです。これを書くことができるのは、病院の医師のみ。これまで、診察してくれた主治医に頼みます。整骨院にいるのは柔道整復師であり、医師ではないので後遺障害診断書は発行してもらえません。注意しましょう。

後遺障害診断書の作成費用は、通常5千円~1万円程度です。この費用は、相手方の保険会社が負担してくれることもありますが、最初は被害者が立て替えることもしばしば。後遺障害等級が認定されないと、支払ってくれないケースもあります。また作成にかかる時間は、医師に依頼してから2週間くらいと考えておきましょう。

後遺障害診断書の用紙は、どこで調達するか?備えている病院もあれば、ない病院もあります。ない場合は、被害者が保険会社からもらうか、自分でインターネットから印刷することができます。後遺障害診断書により後遺障害等級が認められ、後遺障害慰謝料と逸失利益を請求することができれば、賠償金額はかなり増加します。これが、後遺障害診断書が重要な書類といわれる所以です。

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