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むち打ち治療は何か月?

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交通事故の衝撃で、鞭がしなるように首に強い力が加わって生じる、首のねん挫がむち打ちです。首の痛みから、頭痛、めまい、不眠など、さまざまな症状が見られます。これらが回復するまでの治療期間は、目安として1~3か月です。JA共済総合研究所が公開している、治療期間と累計治癒率を見てみましょう。

データによると、治療期間1か月で39.8%が治癒。2か月で57.1%、3か月で71.1%、4か月で80.0%、5か月で85.7%、6か月で90.3%という累計治癒率です。平均治癒期間は、73.5日。治療期間は、被害者の年齢や受傷状況によるため、皆がこの期間に治るとは限りません。具体的な治療期間が気になるのであれば、主治医に相談してみましょう。

交通事故で生じる怪我は、むち打ちのほかに、打撲と骨折というものがあります。保険会社はこの3つを「DMK(打撲、むち打ち、骨折」と呼び、目安となる治療終了期間を「DMK136(打撲1か月、むち打ち3か月、骨折6か月」と判断しています。よって、治療期間がこの目安を超えると、保険会社は治療費の打ち切りを打診してくるようになります。

しかし治療の打ち切りを決めるのは、病院の医師です。保険会社から打診されたら主治医に、治療を続けてもこれ以上の改善や回復の見込めない状態である「症状固定」が、いつになるかを確認しましょう。そこでまだ治療の継続が必要であると判断されれば、その旨を保険会社に伝えます。打ち切られても自費で治療を受け、あとから保険会社に請求することも可能です。

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