交通事故による負傷者の数は、1999年から2007年まで連続して100万人を突破。自動車の保有台数が増加の一途をたどり始めた90年代より、比例して交通事故による負傷者数も増加するようになりました。
ところが2008年、この負傷者数が100万人を下回るという喜ばしい結果に。これは、シートベルト着用率の向上が、大きな要因と考えられます。
道路交通法の改正に伴い、2008年より後部座席のシートベルト着用が義務化。これにより一般道路での着用率は30.8%、高速道路で62.5%と向上しました。
現在、後部座席のシートベルト着用において、一般道路で罰則はなく、高速道路では行政処分として一点の減点が課されます。乗員全員のシートベルト着用が徹底されれば、さらなる負傷者の減少が見込めるのではないでしょうか。
さて、皆さんが交通事故治療を受けるならば、どこの医療機関に通いますか？病院、整形外科を最初に思い浮かべる方が多いのかもしれません。しかし、国家資格を持つ柔道整復師が在籍する整骨院では、自賠責保険等による治療を受けることができます。
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