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むち打ちの治療方法と治療期間

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むち打ちの治療方法には、物理療法、運動療法、そして薬物療法があります。物理療法とは、頚椎牽引、温熱療法、電気治療といった、体外から物理的刺激を与える方法です。運動療法とは、可動域訓練、筋力強化など、身体を動かす方法。そして薬物療法とは、鎮痛剤、消炎鎮痛剤を服用する方法です。

むち打ちの治療は、病院の整形外科で受けます。整骨院に通う場合でも、1週間に1回は医療的判断、および医療的行為ができる病院へ通う必要があります。

むち打ちが治癒するまでにかかる期間は、3~6か月と言われます。この期間内に多くの場合、痛みが完全に、または気にならない程度に緩和されます。6か月以上続く痛みは、一般的にこれ以上改善の余地はない状態、「症状固定」と考えられます。症状固定となると、加害者に治療費を請求することができなくなります。

6か月の治療でむち打ち症が治らなかった場合、今度は後遺障害認定の手続きに移ります。症状固定を言い渡されたときに主治医へ、後遺障害診断書の作成を依頼します。神経学的所見とレントゲンやMRIでの画像上に見られる異常所見を、しっかり記載してもらう必要があります。

後遺障害診断書を含めた必要書類は、加害者の自賠責保険会社に送ります。書類に不備がないかを確認した保険会社は、損害保険率算出機構の自賠責調査事務所へ送付。そこで「支払い対象となる事故か」、「どのような後遺障害か」、そして「障害と事故の因果関係があるか」という内容をチェックして報告された結果が、保険会社を通して戻ってくるという仕組みです。

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