むちうちの牽引(けん引)とは?首を引っ張る治療の目的と、受けるときの確認点

施術室で、施術者が座った人の肩に機器を当てている様子のイラスト

交通事故のあと、整形外科で首の「牽引(けん引)」をすすめられることがあります。この記事では、牽引がどんな治療か、受けるときに確認しておきたいことをまとめました。

牽引とは、器具で首を引っ張る治療です

牽引は、温める治療や電気を使う治療と同じ、物理療法のひとつです。あごと頭の後ろをベルトで支え、機械で首をゆっくり引っ張ったり、ゆるめたりします。

首の骨のすき間を広げたり、首まわりの筋肉を伸ばしたりすることを目的に行われます。

受けるかどうかは、医師が診察して決めます

牽引は、整形外科などで、医師の指示のもとで行われます。受けるかどうか、いつから受けるか、どのくらいの強さで引くかは、医師が首の状態を診察して決めます。

受けるときは、次のことを確認しておくと安心です。

  • 牽引を受ける目的と、続ける期間の目安
  • 牽引のあとに、痛みやしびれが強くなったときの連絡先
  • 自宅で気をつけること(安静にするか、動かしてよいか)

牽引の途中や、そのあとに、痛みやしびれ、めまい、吐き気が強くなったときは、がまんせずにすぐ伝えてください。

安静と運動についての、日本整形外科学会の考え方

日本整形外科学会は、交通事故などで首を痛めたあと(外傷性頚部症候群)の治療について、次のように説明しています。

  • 骨折や脱臼がなければ、受傷後2〜4週間の安静のあとは、首を動かすことが痛みの長期化の予防になる
  • 安静の期間は、できるだけ短いほうがよい
  • 慢性期には安静や生活の制限はせず、ストレッチを中心とした体操をしっかり行うことが最良の治療になる
  • 骨折や脱臼がないのに、長いあいだ首のカラーを着けていると、首の痛みや肩こりが長引く原因になる

どの時期にどんな治療を受けるかは、一人ひとりの状態で変わります。自己判断で決めずに、医師と相談しながら進めてください。

整形外科への通院を続けながら、整骨院に通うこともできます

むちうちの通院では、整形外科で医師の診察を続けることが大切です。そのうえで、整骨院の施術を受けることもできます。整骨院の施術も、自賠責保険の対象です。

整形外科と整骨院の両方に通いたい方は、病院や保険会社に伝える前に、まず当院へご相談ください。整骨院との併用に対応している整形外科のご案内や、手続きの進め方のご説明をします。

ヨリミツ治療塾 岡山駅前院は、岡山駅西口から徒歩3分の整骨院です。

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