交通事故の現状

自転車は歩道を通行してよいの?

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交通安全の知識として、割と知られていないのが、自転車の正しい通行場所です。①歩道の車道寄り、②車道の左端、③車道の中央より、という選択肢があれば、何番が正しいでしょうか。歩道の車道寄りか、車道の歩道よりか、①と②で迷うところ。

正解は、②車道の左端です。ただし、歩道の車道寄りを通ってよい場合があります。それは、歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識がある場合、運転者が幼児、児童、70歳以上の高齢者、そして車道通行に支障のある身体障害者の場合、そして安全のために、歩道を通行せざるを得ない場合です。

ということで、児童の歩道通行は正当であり、子供を荷台に乗せた保護者の運転も、「安全のために、やむを得ない」となれば正当ということになるのでしょうか。しかし、自転車通行車が運転マナーを守るのは必須。「歩道通行時の通行方法違反」や「路側帯(路端寄りに設けられた帯状の歩行道路)通行時の歩行者妨害」は、自転車の危険行為とみなされ、摘発対象となります。

3年以内にこれらの危険行為を2回以上行い摘発された場合、講習受講が命じられることに。さらにこれに従わない場合は、5万円以下の罰金が科せられます。たかが自転車、されど自転車。大きな事故につながることも、しばしばあります。正しい知識を身に着け、安全運転を心掛けたいものです。

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