雨の日に交通事故の起きる確率は、晴れの日より5倍も多いことが明らかに。雨の日は視界が悪い上に、路面が滑りやすくなります。晴天の時よりも、注意を払って運転する必要が。
普段は運転だけに集中していればよいものの、雨が降るとワイパー操作したり、フロントガラスのくもりを取るためにエアコンをつけたりと、物理的な操作が増えます。1つのことに気を取られず、常に安全運転を心がけるようにしましょう。
突然の雨に備え、車内にはタオルを、トランクには傘を用意しておくと便利です。車窓のくもりは、くもり止めを使ってこまめに拭き、エアコンを使って湿気を除去します。
滑りやすい路面の走行対策としては、晴れの日より速度を落として運転。また車間距離を、十分とるように心がけましょう。
また高速道路上に落下物があった場合は、ダイヤル9910で通報。「○○道、○○方面、○○㎞のところに、○○の落し物がありました」というように、同乗者の方に電話をしてもらうように。落下物は、大きな事故につながる恐れがあります。
そして万が一、交通事故に遭ったとき、パニックを起こさないために、取るべき行動を確認。1、ケガ人の救護と道路上の危険物除去、2、警察に連絡、3、加害者と加害車両の確認、4、事故状況を記録、5、実況見分調書の作成、6、自分の保険会社に連絡、7、病院で検査、という流れを頭に入れておきます。