むち打ちの治療法の一つに、ストレッチが挙げられます。これは運動療法の1つで、首や肩の筋肉をほぐすために行うものです。しかし注意したいのは、ストレッチのやり方を間違えないこと。そのためにも、自己流で行うのではなく、治療院の専門家に相談して行うことが大事です。
交通事故に遭いむち打ちの症状が出たら、最初の急性期には患部を冷やして安静にしています。痛みがなくなってきたら、運動療法としてストレッチを始めます。これは急性期に動かさず固定していた患部の筋肉に、柔軟性を取り戻すために行います。マッサージと並行して行うなど、治療院でアドバイスを仰ぎましょう。
首や肩にむち打ちの痛みが出た場合、通常その周辺の筋肉や関節がダメージを受けています。そこを誤った時期に誤った方法でストレッチしてしまうと、軽減はおろか悪化してしまう可能性があります。正しいストレッチで、筋肉の緊張をほぐし、柔軟性を高めることで、ケガの予防をも期待するところです。
運動療法とは、むち打ちの痛みが引いた後に行う、リハビリである理学療法の1つです。理学療法には、体を動かす運動療法と、熱、電気、振動といった刺激を使う物理療法があります。安静にしていると筋肉は凝り固まり、関節の動きは悪くなるもの。体を動かす際、痛みの原因となるため、これを防止するべく運動療法を行います。