交通事故のむち打ち症 交通事故の後遺症 交通事故後の対処

後遺症を残さない秘訣は?

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むち打ち症で後遺症を残さない秘訣は、治療を途中で止めないこと。簡単なようで、これが難しい!回復しかけて痛みが以前よりも和らぐと、日常の忙しさもあって「これが完治」と自己判断して、治療を止めてしまう人がいます。でも、中途半端に治療を終わらせてしまうと、慢性の肩こり、頭痛、そして眼精疲労といった後遺症が残る可能性が。

そこで、治療時間に対する考え方をお勧めします。通院時間はできるものではなく、作るものであるということ。「時間ができたら行きます」とか、「時間がなくて行けません」と言い訳する人がいますが、治療時間は優先して作るもの。仕事を優先して通院せずに、後遺症が残って仕事の継続が困難になっても、会社は助けてくれません。

健康を取り戻せば、何度でもやり直しができるもの。しかし仕事を優先して体を犠牲にした時、両方を失うことになりかねないということを念頭に。目先の忙しさではなく、生涯の健康を最優先することにしましょう。補償で治療が受けられるときに体をしっかり治し、生涯の持病にしないということです。

その際に、周りの理解は必要不可欠です。事故に遭ったら、家族や職場の上司に必ず報告しましょう。事故後の処理は面倒で、警察への出頭、保険会社との連絡、通院などで時間が割かれてしまうこともしばしば。上司同僚に事故を隠し、仕事に支障をきたさないように頑張る人もいますが、これが通院を止める原因に。

また目立った外傷のないむち打ち症の痛みやだるさを、職務怠慢や仮病などと疑われることにもなりかねません。迷惑をかけないために知らせなかった事故も、実は知らせた方が迷惑を掛けずに済むという結果になるのです。

 

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