おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。
今回の記事のテーマは、『むち打ち症の漢方薬治療』です。
むち打ち症の治療法といえば、整体やカイロプラクティックなど直接働きかけるものを考えがちですが、漢方薬の効能も見逃せないところです。
今回はむち打ち症の漢方薬治療についてご紹介します。
薬の治療をお考えの方、ぜひご覧ください。
【漢方薬は西洋医学と併用でき、症状に加え体質を見て決められるものです。】
まず、むち打ち症の漢方薬治療のメリットは、早期に服用すれば後遺症が残らないケースが多いことです。
うなじから背中にかかる項背部のこりやこわばり、また全身の筋肉や関節の痛みなどといった後遺症にも適応してくれます。
むち打ち症に効果のある漢方薬としては、風邪薬として有名な葛根湯(かっこんとう)です。
項背部のこりやこわばりに効果的ですね。
また、桂枝去桂加茯苓朮湯(けいしきょけいかぶくりょうじゅつとう)は、頚の後ろがこる上、尿と汗の出が悪い場合に効果があります。
そして、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)は、むち打ち症状の初期に効果があるとされ、のぼせ便秘といった症状がある時に用いると良いでしょう。
しかし、漢方薬の処方は、症状に加え体質を見て決められるものです。
よって、背中の痛みや頭痛に効く葛根湯は身体の丈夫な「実証」の人向けです。
虚弱な「虚証」の人には桂枝湯(けいしとう)、または桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)が選ばれます。
また、血が滞った捻挫状態にある実証の人には桃核承気湯(とうかくじょうきとう)、虚証の人には当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)が用いられます。
漢方薬の服用は、西洋医学と併用できます。
首を固定して安静にし、消炎剤を服用して1ヶ月たっても痛みが続くようであれば漢方薬の出番と考え、一度、専門家を訪ねてみてはいかがでしょうか。
むち打ちを薬ではなく、実際に施術を受けて治したいという方はぜひヨリミツ治療塾にお越しください。
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