おはようございます。岡山と倉敷で２店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。
今回の記事のテーマは、『むち打ち症と似た脳脊髄液減少症』です。
【脳脊髄液減少症はむち打ち症と似た部分があるため、誤診に気を付けましょう。】
「慢性的なむち打ち症が治る」と一時期話題になったのをご存知でしょうか？
しかし、これは慢性むち打ち症と誤診された脳脊髄液減少症の患者が治癒したからであります。
実はむち打ち症患者の10%ほどは脳脊髄液減少症であり、誤診に気をつけたいところですね。
脳脊髄液減少症の特徴は、むち打ち症と似た部分があります。
- 頭痛
- 頸部痛
- めまい
- 耳鳴り
- 視機能障害
- 倦怠感
などが挙げられますね。
異なるのは横になっているときに症状が収まるものの、座っていたり立っていたりすると3時間以内に再発することです。
実は頭の中で脳は無色透明の脳脊髄液の中に浮かんでおります。
これが交通外傷やスポーツ外傷のせいで裂け目ができて、髄液が漏れ出すことでこのような症状が現れるのです。
脳脊髄液減少症の治療は、保存的治療とブラッドパッチ治療の2種類があります。
保存的治療とは水分を十分摂取したのちに、ベッドの上で安静にするというものです。
この保存的治療法で効果が見られない場合に用いられるのが、ブラッドパッチ治療です。
ブラッドパッチ治療では局部麻酔をした後、エックス線透視下で脳脊髄液が漏れている場所の近くに針を挿入します。
そして、患者の腕から摂取した血液に造影剤を混ぜたものを注入します。
すると、髄液が漏れている場所で血液が凝固して、漏れを食い止めるという結果に。
脳脊髄液減少症と疑われる際はお早めに医師の診察を受けてくださいね。
さて、皆さんが交通事故治療を受けるならば、どこの医療機関に通いますか？
病院、整形外科を思い浮かべる方が多いのかもしれませんね。
ですが、整骨院では国家資格を持つ柔道整復師が在籍しているため、自賠責保険等を使うことができます。
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