おはようございます。岡山と倉敷で２店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。
今回の記事のテーマは、『むち打ち症と脳脊髄液減少症』です。
【むち打ち症が治らない方は脳脊髄液減少症の可能性があります。】
交通事故に遭ってから長い間、頭痛、首の痛み、腰痛、めまい、視力および思考力低下、睡眠障害、慢性疲労などの症状に悩む方がいます。
こういう方の多くはむち打ち症と診断されていることが多いようです。
しかし、その多くが脳脊髄液減少症であるということが、近年になって判明してきました。
脳脊髄液減少症とは、交通事故など衝撃で髄液が漏れて減少する症状です。
治療法としては、本人の血液で漏れた部分をふさぐブラッドパッチ療法が効果を上げていますね。
採取した本人の血液を硬膜と背骨の間にある脂肪組織に注入する治療を、数ヶ月ごとに何回か繰り返すことが必要だそうです。
しかしこれが検査、そして治療できる病院は、全国に20箇所ほどしかないとのことです。
むち打ち患者が20万人、または30万人と言われている中、非常に少ないと言わざる終えません。
それでも、これまでの辛い症状から開放されるというのであれば、予約待ちでも治療を受ける価値はあるというもの。
すでにむち打ち症も症状固定で、後遺障害14級または12級が認定されている人も、この脳脊髄液減少症を疑ってみる必要があります。
脳脊髄液減少症は、はじめは保険会社が交通事故との因果関係を認めたがらなかったものの、下級裁判所で因果関係を認める判決が出て以来、情勢は変化しつつあるようです。
むち打ち症と診断されてからなかなか治らない方は脳脊髄液減少症かもしれませんので、一度専門機関に相談されてみてはどうでしょうか。
さて、皆さんが交通事故治療を受けるならば、どこの医療機関に通いますか？
病院、整形外科を思い浮かべる方が多いのかもしれませんね。
ですが、整骨院では国家資格を持つ柔道整復師が在籍しているため、自賠責保険等を使うことができます。
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