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むち打ちの具体的な治療方法とは?

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交通事故に遭ったら、痛みのあるなしにかかわらず、まずは整形外科を受診します。ここでレントゲン撮影をしてもらうことによって、骨の異常を確認することができます。さらにMRI検査で、レントゲンには写らない、脊髄、靭帯、椎間板、神経根の異常を調べてもらうことができます。そのあとで、必要があれば整骨院や整体院を利用するようにします。

むち打ちの具体的な治療方法は、薬、ブロック注射、そして理学治療の3つです。

まずは薬。これは痛み止めである、消炎鎮痛剤です。頭痛、首の痛み、肩の痛みといた痛みを緩和させるために、薬が処方されます。

そしてブロック注射。これは、痛みを感じる箇所への局部麻酔です。麻酔注射で筋肉の痛みや緊張を取り除き、改善を図る治療方法です。押すと痛みを感じるツボであるトリガーポイントに打つ、トリガーポイント注射もあります。これは筋膜や腱膜の痛みに有効です。

最後に理学療法。これには物理療法と、運動療法があります。まず物理療法とは、熱、電気、振動といった刺激を加えることにより改善を促すもの。運動療法とは、体を動かすことにより日常生活への復帰を図るものです。痛みゆえに体を動かさずにいると関節が硬直し、さらなる痛みを招くことになります。これを防ぐべく、運動療法は行われます。

むち打ちの多くが、3か月の治療期間で改善に向かうといわれるところです。

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