交通事故に遭ってしまったら、まずはどうすればよいか?
負傷者がいて、ケガをしてしまっている場合は救急車を呼びます。
道路上の危険物を撤去して、追突など二次災害を防ぐようにしましょう。
その次に警察に連絡。
誰かが怪我をしている場合は、物損事故ではなくて、人身事故の届けをします。
警察が主導して色々な事情聴取をされますので、その後、交通事故証明書を発行してもらいます。
被害者も加害者も、お互いの名前、住所、氏名、電話番号、そして担当の保険会社を控えましょう。
それに加え、車検証や免許証も確認するようにしてください。
相手が無免許だったり、自賠責保険や任意保険に加入していない場合も、治療費などをまかなえる制度がありますので、その場で示談せずにかならずメモをしておいてください。
また事故状況を携帯電話やスマートフォンで撮影し、記録として残しておくと良いでしょう。
加害者でも、被害者でも、加入している保険会社の担当者へ「事故を起こした」と連絡します。
実際に賠償金の請求や治療費の支払い窓口になるのは、加害者の保険会社です。
動いている車同士が事故を起こした場合は、割合はそのときはわかりませんが、双方に責任があります。
また自覚症状がなくとも、1週間以内に医療機関で受診しないといけません。
なぜなら、のちのち、治療が必要になり治療費を保険を使ってまかないたいときに、事故直後の医師による診断証明書がないと、事故との因果関係が否定されて、保険を使った治療が出来なくなる場合があります。