首や肩が凝った時に首をポキっとしている方、首ポキはコリを解消する効果が期待できませんよ。

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おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。

今回の記事のテーマは、『首コリ・肩コリと首ポキ』についてです。

交通事故後に限らず

  • 肩が凝る
  • 首が動かしにくい
  • 肩や首が痛い

このように感じた時に首をポキっとされていませんか?

今回は皆さんが普段からよくしがちな首ポキについてご紹介します。

首ポキには良くない点がありますので、首ポキの習慣が付いている方・交通事故による首や肩のコリでお悩みの方はぜひご覧ください。

 

首と肩のコリの原因は頭の重さに加え、ストレスがかかることにあります。

人間の頭の重さは4~5㎏もあります。

その重い頭を支える首や肩にはいつもその分の負荷がかかっていますので非常に疲れやすいです。

それにもかかわらずストレスがかかってしまうとどうなるでしょう?

血液の循環が悪化し筋肉に酸素が行き渡らなくなりますので、乳酸などの老廃物が溜まりやすくなります

。その結果、筋肉が硬直し正常な筋肉の伸び縮みが出来なくなり、首コリや肩コリに繋がってしまうのです。

 

関節を鳴らす首キの音が出る仕組みをご説明します。

首や肩が凝ったと感じる時、首の関節をボキボキ鳴らしていませんか?

「関節を鳴らすことが気持ちいい」と感じる方はいらっしゃいます。

確かにこのような動作をすることで楽になったと感じるかもしれません。

しかし、関節を鳴らすことはコリを解消する効果が期待できないと言われています。

“首や肩が凝る→首ポキ→首や肩が凝る”といったように悪循環が続いてしまいますので、効果的とは言えませんね。

 

そもそもどうして首の関節が鳴るのかご存知でしょうか?

このことについて詳しくご説明します。

人間の関節は関節包という袋のような物に覆われています。

そこには関節腔という僅かな隙間があり、その間を滑液という一種の潤滑油で満たされています。

普段動かさない箇所の関節を動かすと関節腔の容積が増し圧力がかかるため、滑液に空洞が発生します。

すると、下がった圧力を戻す働きが作用し、反対側から滑液が一気に流れこんでくると空洞が消滅します。

それと同時に滑液に溶けていた窒素や二酸化炭素等の気泡が発生します。

これらの窒素や二酸化炭素が消滅する時に音が発生し関節内で共鳴することでポキッという音が鳴るのです。

 

首ポキをすることで身体に衝撃はかかりますが、その衝撃がすぐに生命につながる問題となるのは考えにくいです。

しかしそれが長期間にわたり習慣的に行われるとどうでしょうか?

もしかすると、血管に影響が出て生命を脅かす循環器系の病気につながるかもしれません。

こういったことが考えられるため首の関節を鳴らす癖がある方は直した方が良いでしょう。

 

交通事故後の首と肩のコリを改善するには、血行不良を改善しましょう。

交通事故などの大きな衝撃で筋肉を痛めてしまった場合は緊張状態が続きやすいため、余計に首コリや肩コリを感じやすくなります。

事故によりダメージを受けた筋肉は柔軟性が低下しますので、患部の血流を阻害され治りづらくなるのです。

事故から1週間程度経過してから症状が強まる場合もありますので、放置しておかないようにしましょう。

 

筋肉の柔軟性を良くし、血流を回復させましょう。

ストレッチや軽い筋力運動は有効ですし、ホットタオルを首にかけることも良いでしょう。

また、普段から姿勢に気をつけて首や肩に負担をかけないことも大切です。

交通事故による首コリ・肩コリの場合は自力で治すことが難しいので、早めに病院や整骨院等に行って治療を受けてくだい。

 

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