交通事故後、顎が痛いのは顎関節症のせい!?その症状と効果的な治療法について

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おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。

今回の記事のテーマは、『交通事故による顎関節症の症状と効果的な治療法』です。

  • 硬いものを食べたら顎が痛くなった
  • 口が大きく開けられない
  • 顎を動かすと音が鳴る

このような顎関節症の症状は日本人の二人に一人は経験があると言われています。

では、交通事故に遭ってから顎関節症になったという方はおられませんか?

実は交通事故の衝突により顎関節症になる場合があります。

今回は交通事故による顎関節症と効果的な治療法についてご紹介しますので、交通事故に遭われて顎が痛いという方はぜひご覧ください。

 

顎関節症には3つの代表的な症状があり、様々な原因があります。

顎関節症は

  1. 顎関節痛(顎が痛い)
  2. 開口障害(口が開かない)
  3. 顎関節雑音(顎を動かすと音がする)

の3つが代表的な症状です。

これらのうちの一つ以上の症状があり、鑑別診断で他の疾患がない病態のことを顎関節症と言います。

これらの症状が現れても放っておけば治る方がいます。

一方で、目まい・手足の痺れ・頭痛のように顎以外の場所にも影響が出ることがあり、日常生活に支障をきたすほどの重症になる方もいます。

顎関節症の原因は

  • 噛み合わせの悪さ
  • 偏咀嚼
  • 顎や筋肉に負担をかける癖や習慣
  • ストレス
  • 衝撃の影響

などが挙げられます。

近年は顎関節症が増加しており、若い女性など若年層や子供に増えています。

柔らかい食べ物の多い食生活から「噛む力」が弱くなっていることが関係しているのでしょう。

顎を衰えさせないような生活習慣を見直すことが必要ですね。

 

関節円板のズレが問題の顎関節症と、その治療法をご紹介します。

顎の構造のお話になりますが、上顎と下顎の関節の付け根の部分には「関節円板」という部位があります。

この関節円板は顎をスムーズに動かすための役割を果たしています。

クッションのような存在の関節円板は前後にずれやすく、後部に伸びやすい構造となっています。

そのため、交通事故の出合い頭の側面衝突等で左右いずれかの顎関節部を強打した場合は関節円板がずれるまたは変形してしまい、顎関節症に繋がる恐れがあるのです。

 

交通事故により強く顎を打った場合は病院の口腔外科や整形外科で診察を受けてください。

治療としてはマウスピース利用によるスプリント療法が実施されることが多く、この治療法により下顎を正常な位置に戻します。

それ以外では顎関節部のマッサージとホットパックで血行を促し症状を和らげる治療法があり、病院や整形外科に限らず整骨院(接骨院)でも施術が受けれるところがあります。

重症であれば手術が必要になりますね。

そこまでひどい状態ではないにしても早めに診察を受けて治療を始めるべきでしょう。

交通事故の衝撃によるものか、それとも他のことが原因で発症したものかにより治療法や対処法が異なりますので、担当の先生方とよくご相談の上、治療を受けてくださいね。

 


 

今回の記事では交通事故による顎関節症についてご紹介しましたが、どうでしたか?

交通事故のような強い衝撃を受けた際は思ったよりも顎周辺にダメージがかかっています。

また、交通事故の怪我として多いのがむち打ち症ですが、むち打ち症と顎関節症には関係があります。

ですので、顎関節症の症状が出ていなくてもむち打ち症の症状が出ているならば治療を受けることが大切ですよ。

 

「でも、むち打ち症の治療ってどこで受ければいいのだろう」とお困りのあなた

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