交通事故によって負う怪我の程度は、事故を起こした際の衝突の強さや場所、経過時間、怪我を負われた方の年齢や体格、受傷部位などで様々です。
一瞬の出来事で、受傷部位から大量出血したり、変形したりと重度の外傷を負ってしまい、後遺障害が残る場合もあり、さらには非常に不幸にも命を落とすことも・・・。
しかし、交通事故に遭っても、かすり傷程度の軽い怪我だった場合もありますよね。その時、あなたはどうしますか？
・「この程度で良かった。」と安心て、「病院に行かなくても大丈夫」と勝手に判断する。
・大げさにしたくないし、相手側に申し訳ないから病院に行かない。
・病院に行っても、きちんと治療を受けない。
このようなことをしていると、後から後悔するかもしれませんよ・・・。
そうならないためにも、”病院・整骨院での診察時に気をつけるべきこと”をお伝えしたいと思います。
まず、交通事故に遭ってしまった際は、必ず病院で検査してもらうようにして下さい。
見る限り怪我もしていないし、検査を受けてもどこにも異常がなかったのであれば、本当に幸いですね。
しかし、交通事故による怪我はムチウチのように後から痛みが出てくる場合があります。
どんなに忙しくても、事故に遭った当日に診察を受けるようにしましょう。
休日や深夜でも緊急外来がありますので、次の日にでもと後回しにしないようにして下さい。
では、なぜ早期の診断を進めるのか？
それは、早期回復を願うだけではありません。後の損害賠償請求にも影響してくるからです。
第三者行為による事故の場合、怪我の治療費は誰が負担するのか？
あなたは事故の被害者なので、自分で払う必要がなく、そのお金は加害者が支払う必要があります。
ところが、加害者には支払い能力が無い場合がありますよね。
こういう時にでも「被害者が最低限の補償を受けられるように」と法律によって定められた保険制度が自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）です。
この保険は公道を走る全ての車やバイクに加入が義務づけられていますので、車やバイクを運転する全ての方がこの保険に入っているはずです。
自賠責保険での支払い金額には限度がありますので、これだけではカバーしきれない不足分はあなたが加入している任意保険がカバーしてくれます。
これらの保険制度があるので、もし加害者がお金を払えなくても、被害者の方は安心して治療を受けれますね。
治療を受けるからには、自分が受けれる限りの適切な治療を受け、それに伴う最大限の損害賠償を受けたいですし、それを受けるべき権利があります。
ですが、保険会社は後遺障害診断書を取るように進めてくる時が来るでしょう・・・。
まだ治っていないのに、保険金を打ち切られる？そんなのおかしいですよね？？
この時のためにも必要な物、それが、”医師師の診断書”です。
どうしてここまで早めに診断を受けるように書いた理由がここにあります。
この診断書こそが、どれだけの損害賠償額を受け取れるのか影響してくるのです。
もし、あなたが診察を受けた際に、（自覚症状も含め）きちんと医師に話さずに、そして、医師がきちんと診断書に全てを記入しなかったらどうでしょうか。
どんなに損害賠償額を上げたくても、この診断書に書かれていなければ、意味が無いのです。
後から「あの時、ああ言った！」と言っても、物的証拠が無ければ、あなたが損してしまう・・・。
こうならないためにも！
あなたは診察時にどんなに小さいことでも良いので、自分の身体の状態について詳しく、細かく伝えるようにしましょう。
事故で気が動転して、上手く話せないかもしれません。
事故とは全く関係のないようなこと（例えば、お腹が痛いなど）で、些細なこともあるかもしれません。
それでも、後に重大な証拠になる可能性があるならば、伝えておくことに欠点はありませんよね。
医師は、あなたが訴えた一つ一つのすべてを診断書に書いてくれるとは限りませんので、言われなくても、あなたが自覚する症状も含めた全てを診断書に記入するように医師に丁重にお願いして下さい。
やり過ぎかと思われるかもしれませんが、これはあなたがするべき事です。
後遺障害認定で非常に重要な役割を果たします。
この辺りにも気をつけて、診察を受けていただけたらと思います。
保険を使いながら治療を受けるには、もちろん病院でなくても構いません。
国家資格者が運営している医療機関であれば、きちんと保険金が支払われます。
どうしても大きな病院だと待ち時間が長かったり、症状やその日の状態に適切な治療が受けれなかったりしますよね。
こういう場合は、待ち時間も短く、夜遅くまで営業している整骨院に通院することをおすすめします。
静岡県藤枝市内でも数少ない交通事故治療に特化した整骨院に通いたいのであれば、ぜひトータルケア藤枝にお越し下さい。
多くの交通事故患者を診察してきた整骨院ですので、安心して治療を受けれると思います。