交通事故は雪の降った翌日が要注意!

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雪が降った際、交通事故が起こりやすいのは、当日よりも翌日。というのも、降った雪は夜のうちに凍結し、道路はスケートリンクのようになります。これがいわゆる、アイスバーンと呼ばれるもの。ここを走行するとなると、いろいろな危険が伴います。

こんな道で一番心がけたいのは、車をスリップさせないこと。それには、スピードを落として、車間距離をいつもより多く保ち、譲り合いの心を忘れずに運転することです。特に急発進、急加速、急ブレーキと、「急」のつく運転は禁物。徐行運転、早めのブレーキで事故を防ぎます。

凍結しやすい場所は、橋の上、カーブ、坂道、そしてトンネルの出入り口。トンネルが終わったからといって、急にアクセルを踏んだところが、凍結した路面であれば当然車はスリップします。またカーブに差し掛かり、急ブレーキを踏めば、車はスリップしてコントロールが効かなくなります。

徒歩でも同様に、凍結した場所を歩くときは、最新の注意を払いたいもの。危険なのは、駐車場のような人や車の出入りの多い場所です。雪は踏み固められ、ツルツルに滑りやすくなっています。

横断歩道の白い部分も、濡れると滑りやすいところ。靴についている雪を落とさないで入ると、滑りやすいのはコンビニの店内。人通りの少ない日陰も、日が当たらず氷が厚くなっている恐れがあり大変危険です。

歩くときはスノーブーツや長靴のような、靴底に深い溝が付いたものを選ぶように。また靴の上から装着できる、アイススパイクのような滑り止め器具を活用するのも一案です。

さらに車を押しつぶすこともある、落雪にも注意が必要。雪の降った翌日、太陽の光で溶け始めた雪は、屋根や木の上からドサッと落ちることも。むち打ち症になる危険性は、車を運転していても、道を歩いていても存在するものであると心に留めておきたいものです。

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