おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。
今回の記事のテーマは、『むち打ち症の5つの種類』です。
交通事故に遭うと、様々な症状に悩まされる方が多いでしょう。
- 肩や背中のこりや痛み
- 手足のしびれ
- 目まいや吐き気
- 食欲不振
- 頭痛
などありますが、実はこれらは”ある症状”によるものと言えるでしょう。
“ある症状”とは、外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)のことです。
もしかすると、むち打ち症の方がピンと来る方が多いかもしれませんね。
ムチウチ症は、外傷性頸部症候群もしくは頸椎捻挫(けいついねんざ)の俗称です。
ムチウチ症=首の痛みというイメージがあるかもしれませんが、それだけではありません。
以上で挙げた症状だけではなく他の症状も出ます。
症状によって5つの種類に分けることできますので、これからご紹介しますね。
むち打ち症の方は自分がどの種類のむち打ち症なのか、ぜひ確認してみてください。
(1)頚椎捻挫型について
首や肩が動かしにくい、痛むなど寝ちがい・肩こりに似た症状です。
ムチウチ症患者の70~80%がこれに当てはまるくらい、最も一般的なものです。
そもそもどうしてムチウチ症になるのか、ご存じですか?
人間の頭部は3~4kg(成人の場合)と言われていて、その頭部を頚椎が支えています。
頚椎は細い首の骨です。この頚椎があまりに強い衝撃を受けると… 耐え切れなくなります。
このことにより、周囲の筋肉や靱帯、軟骨が傷つき、頚椎捻挫型のような症状につながるというわけです。
(2)神経根症状型について
首や腕・手足など、痛みを感じたり、痺れるといった知覚症状がずっと続きます。
どの程度のものか、どの神経が刺激を受けたかによって症状は異なります。
これは、事故の衝撃で”頸椎の中にある脳と体を結ぶ神経の通り道が狭くなった”ことが原因です。
ムチウチは検査を受けても発見されにくいものですが、このタイプを疑われる場合は神経専門の検査をおすすめします。
(3)バレ・リュー症候群型について
不定勝訴のような症状があらわれます。
具体的には、
- 頭痛
- 吐き気
- 食欲不振
- 疲れ目といった目の症状
- 耳なりや難聴といった耳の症状
- 喉の違和感
などです。
これは交感神経がダメージを受けたためであり、頚椎捻挫型と同時に現れることが多く、診断が難しいものだと言えます。
(4)脊髄症状型について
軽度では、手足のしびれを常に感じるような状態です。
重度になると、下痢や便秘、頻尿といった症状や歩行障害がおきます。
脊髄(せきずい)がダメージを受けたために、このような症状が起きます。
内臓にまで異常が起こることはまれなケースです。
(5)脳脊髄液減少症型について
症状は頭痛、目や耳の異常、肩こり、腰痛、手足のしびれ、記憶障害、倦怠感、睡眠障害など様々です。
脳や頸部を損傷したと同時に、脳脊髄液が減少するためだと考えられています。
最近、発見されたものなので研究が進んでいません。
そのため、施術法は確立されていませんが、軽度では積極的に水分を摂って安静にしていれば治ると言われています。
以上がムチウチの代表的な分類です。
むち打ち症は発見が遅れることがありますが、放っておくと症状が長引き、後遺症が残る可能性があります。
そのため、できるだけ早く施術を始めるようにしましょう。
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