クラクションのトラブルとは?

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運転中のイライラに「クラクションを鳴らしてしまう」という人は7.9%。またイライラの原因に「クラクションを鳴らされたから」という人は34.8%という結果が出ており、鳴らさなくても鳴らされると腹が立つ、という人が多い模様。そんなクラクション(警報器)ですが、「やむを得ない場合を除き、鳴らしてはいけない」と法令では規定されており、「鳴らさない」のが原則です。

まず鳴らさなければいけないのは、左右の見通しがきかない道で、クラクションを鳴らすよう標識で指示されているときです。そのほかに、危険防止のためクラクションを鳴らすことが許されています。ですからよく見かける、「あいさつ代わり」はおろか、前の発進しない車両や、割込み車両への「抗議」に使うことはもってのほか、ということに。

クラクションを鳴らすべきではないのに鳴らしてしまった場合は、警報器使用制限違反につき警察から通称「青切符」が切られ、反則金3000円を収めるというケースが大多数。この場合、違反点数は取られません。

なるべく鳴らさないようにするクラクションですが、鳴らしてしまったがゆえに煽り運転を受けた場合は、ハザードランプを点灯させて路肩に停車します。そして車のドアすべてをロックし110番通報するか、通報する振りを。実際に通報した場合は、警察が来るまで車内で待ちます。

クラクションのトラブルは、起こさぬように、巻き込まれぬように。休息や飲食でイライラ気分を解消してから、穏やかな気持ちで運転できるよう心掛けたいものです。

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