交通事故に遭い首に衝撃を受け、痛みや違和感を覚えた場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。その後は、整骨院や接骨院へ通うという手順に。一方、自宅ケアの基本を覚えておけば、少しでも早く不快感から開放される可能性も。
むち打ちを早く治すには、とにかく安静にしていることです。首を揉んだり、必要以上に動かすことはやめましょう。家事や仕事も控えて、自宅で過ごすように。
またむち打ちは、患部が炎症を起こしている状態なので、温めることは避けましょう。よってお風呂もさっと浸かるか、シャワーで済ませることが勧められます。激しい運動も首に負担をかけるだけでなく、体を温めてしまうのでよくありません。
整骨院や接骨院の施術により症状が軽くなり、痛みが引いたら患部を温めても大丈夫です。温めるのが気持ちよいと感じるのであれば、お風呂に使ったり蒸しタオルで温めたりするのもよいでしょう。しかし温めることに疑問を感じた場合は、整骨院や接骨院で相談するのが確実です。
施術が最終段階に近づき、痛みも違和感もなくなったら、マッサージをして血液の流れをよくします。施術中は患部を動かさないようにしていたため、その周辺の血流が悪くなり、それがだるさの原因になることもあるからです。首をゆっくり回したり、左右に倒したり、自分が気持ちよいと感じる範囲で動かしてみましょう。
自宅ケアは、とにかく無理をしないこと。最初は温めず安静に、痛みが引いたら適度に温めて、マッサージしていきましょう。