もしかしてむち打ち症かもしれない、というようないつもと違う痛みや違和感を感じたら、専門医のいる治療院での受診がお勧め。首に熱や張りを感じたら、以下のようなテストを受けてみてください。だだし首が動かせなかったり、動かす前に痛みを感じる場合は、無理に検査を受ける必要はありません。
まずはスパーリングテスト。これは頭を痛みの感じる側(患側)に倒し、上頭部を圧迫します。このとき、患側の肩から上肢にかけて、電撃のような痛みが走ればむち打ち症です。
次はジャクソンテスト。これは頭部を後ろに倒し、額部分を圧迫します。このとき患部の上肢に、原因部位とかけ離れた部位に痛みが走る放散痛を感じればむち打ち症です。
そして最後はショルダー・デプレッションテスト。これは頭を患側の逆側に倒し、患側の肩を押し下げます。このときに痛みを感じれば、むち打ち症です。
むち打ち症はレントゲンにもMRIにも表れず自覚症状に頼る場合が多いゆえ、その不快な痛みの原因が交通事故から来るものであると気づかない人も。むち打ち症かもしれないと思ったら、すぐに治療院で診察を受けてみてください。