おはようございます。岡山と倉敷で2店舗展開している”ヨリミツ治療塾”のスタッフです。
今回の記事のテーマは、『交通事故による腕や手の痺れ』です。
- 手が痺れる
- 手が動かしにくい
- 腕が刺すように痛い
- 重い物を持つときに痛む
- 握力が落ちた
という方はいませんか?
もし当てはまった方がいましたら、以下の文章をご覧ください。
交通事故とは関係がなさそうであっても、交通事故のせいで起こり得る症状です。
今回は交通事故後の腕や手の痺れについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
(交通事故後の足の痺れについての記事はコチラからご覧ください。)
【交通事故後の痺れはむち打ち症と関係があります。】
交通事故による被害は車の衝突した際の衝撃力に影響し、この衝撃力は車のスピードが早ければ早いほど大きくなります。
しかし、車のスピードがあまり早くないとしても、交通事故に遭った際の身体への影響は大きいです。
交通事故に遭う方の多くは心の準備をすることなく突然衝撃を受けてしまいますよね。
そのため、瞬間的にあちこちの骨が歪んでしまったり、筋肉がこわばってしまうのです。
すると、血流が悪くなり、手や足の痺れに繋がってしまうというわけです。
腕や手をぶつけたわけではないのにどうして腕や手が痺れるのかと思われる方がいるでしょう。
実は腕や手の痺れは首からくると言われています。
交通事故による首の怪我として「むち打ち症」はよく知られているでしょうが、これは症状によって分類分けすることができます。
腕や手の痺れが起こる場合は「神経根症型」とされるでしょう。
※神経根とは脊髄の知覚神経と運動神経が集まっている場所のことです。
【神経根型のむち打ち症は主に2つのタイプに分けられます。】
神経根症型のむち打ち症によって腕や手が痺れるのは2つのタイプが多いです。
1つは交通事故の衝撃で首が前後左右に揺さぶられたため、神経根が骨と骨に挟まれるような状態で圧迫された結果、腕や手が痺れたタイプです。
もう1つは、交通事故の衝撃で椎間板が歪み、血管の損傷によって血腫が起きたことにより血腫付近の神経根を圧迫してしまう結果です。
神経根症型のむち打ち症に心当たりのある方は、すぐに病院やクリニックなどで精密検査を受けてくださいね。
【腕や手の痺れを改善する3つのことをご紹介します。】
①首や腕に負担をかけるような動作・行動を控える
つむいた状態や高い場所を見上げるような状態を長時間行うと首に負担をかけて、さらに腕や手の痺れを悪化させる恐れがあります。
また、痺れている方の手で重い物を持ち上げることも良くありません。
ですので、痺れが強い時は一定の間、身体を安静にすることが大切です。
②首周りや手自体の血液の循環を良くする
入浴時にゆっくりと身体を温めると良いでしょう。シャワーであれば、あまり強すぎない程度の水流で患部を温めると良いでしょう。
また、ホットパックを使用することもおすすめします。
※交通事故直後や症状の状態によっては入浴しない方が良いです。
専門家(お医者さん等)に確認を取ってからにしてください。
③ストレッチをする
首から肩、肩甲骨まわりの筋肉を伸ばすと効果的です。
決して無理をせず、できる範囲で行いましょう。
※ストレッチはインターネット上でも色々と紹介されていますが、まずは専門家の方に聞いてみてください。
どうでしたか?
むち打ち症で首を痛めたことにより腕や手の痺れを引き起こしてしまうことがあります。
違和感があるのでしたらすぐに専門家の方を診察を受けてくださいね。
「診察の結果、”通院が必要”と言われた」
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